キャンベラ滞在記

オーストラリアのキャンベラで過ごす1年間の備忘録です。

オージーはとってもフレンドリー④  〜グレートさん〜

先週のこと。

 

①自宅マンションのエレベーターで。

クッキーを皿に乗っけてウエイター風に片手で持ちながら乗り込んできた男性。

彼『Hi , hello』

むき出しの状態の、いかにも手作りなでっかいクッキー。

私『Hello!(えっ、剥き出しのクッキー!?)』

こ、これはスルー出来ない空気!

私『…Did you make it?』

勇気を出して、聞いてみた。

彼『No…@※<§…my wife… ほにゃらかほにゃらか』

どうやら奥さんが作ったらしい。

そしてそのでっかい一つをすすめられ、ありがたく頂戴し、つまみながら帰宅したのでありました。

一体あの状態で彼はどこへ行くところだったのだろう。気になる。

もぐもぐ、ナッツがたくさん入ってて美味しかった。

 

 

②バスで。

隣に座っていた老婆が話しかけてきてくれた。

彼女は85歳で、60代らへんの子供が4人いて、great grand sonが18歳であることは聞き取れた。

グレートグランドサン、なんて単語が実際に会話に登場する日が来るなんて思ってもいなかったので、一体その強そうなサンはどこのサンだ?と思った。

記憶の彼方に眠っていた”ひ孫”が目覚める日がついに来たのであった。

そして、どんな文脈でそうなったのかは全く分からないのだが、長距離バスを意味するcoachという単語を発音練習付きで教えてもらい、一つまた成長したのであった。

悲しいことに、会話の1割位しか理解できていなかったのだが、

バスに乗っている間中、彼女は色々と素敵な話(たぶん)を粘り強く語りかけ続けてくれた。

別れ際、あなたに会えてよかった的な(多分)ことを言われたので、

Nice to meet you too!

と、パキスタンママで得た英語力を堂々と披露して、もう少し英語力があればもっといい会話ができたんだろうなーと少ししょんぼりしながらバスを後にしたのでありました。

 

 

 さてさて、来週はどんな出会いが待ち受けているのだろうか。

ドキドキ