キャンベラ滞在記

オーストラリアのキャンベラで過ごす1年間の備忘録です。

我が家のマイクラちゃん、お嫁に行く。

こんにちは。久々の夫です。
いよいよ私の帰国も2週間を切り、正直かなりさみしいです。
今回は車の売却についてまとめようと思います。

細かな規定は変更になる可能性もあるので、正確には下記ページを確認されることをお勧めします。

Motor vehicle registration transfer and disposal

車売却の流れ

Roadworthy inspection (車が製造から7年以上経っている場合)

広告サイトに自分の車の情報を掲載する

車のInspection、試乗、(場合によっては追加で業者のinspection)

価格交渉

書類にサイン

キーの受け渡し、お金の受け取り

なお私は個人の買い手に売ったので、ディーラーに持ち込んだ場合の手続きは未経験です。
ディーラーは個人に売るよりも基本的に安いはずなので、多少は頑張ろうと思う方は個人に売るのがよいと思います。

Roadworthy inspection

まず、売ろうとしている車が製造から7年以上経っている場合、
名義変更時に買い手はroadworthy certificateを提出する必要があります。
この証明は売り手買い手どちらがやってもよいのですが、
基本的には売り手の責任で、この証明がない車を買おうとする人は少ないと思います。
後々この検査料分の値引きを持ち掛けられる可能性も高いですし、自分でやっておくのが良いと思います。

Inspectionは当局が管理しているHumeのセンターか、
普通車であれば認可されているカーサービス業者で行えます。
私は普段カーサービスをお願いしていたところに紹介してもらった、
Capital Automotive ServiceというFyshwickにある業者に依頼しました。
料金は$70で、待ち時間含めて1時間ほどで終わりました。
検査で問題があった場合は修理する必要がありますが、 幸い私の車に問題はありませんでした。

広告掲載

広告を掲載するサイトは、購入するときと同じで、

です。(売値$5000以下ならCarsalesも無料)
結論から言うと、Carsalesに掲載することを強くおすすめします。
理由ですが、

  • Carsalesの方が圧倒的にアクセス数が多い
  • Gumtreeは格安値のオファーばかり

という感じです。
車の価格を考えると$68は微々たるものですし、
GumtreeではCarsalesと比較して$1000以上安い価格のオファーが平気で何件もきます。
車の状態確認などの前に、いくらまで値下げできるか、という問い合わせばかりで、
対応するのも時間がもったいないです。
ちなみに最終的に売った相手もCarsales経由できた人でした。

さて、Carsalesへの広告掲載ですが、特に難しいことはなく、
車の写真をいくつか撮り、走行距離などの情報を入力して料金を支払えばOKです。
承認されるまで広告は掲載されないのですが、翌日には承認されました。

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ちなみに広告の右上にあるGreat Priceは、相場より比較的安いと自動的に表示されるようです。
直接携帯に連絡を取ってくる人もいるので、特に問題なければ番号を入力して公開にチェックするとよいです。

Carsalesは10/21~10/25の5日間でアクセス数が746。

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一方Gumtreeは10/11~10/25の15日間でアクセス数が133。

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アクセス数だけでみると効率はCarsalesの方が15倍以上よいという結果でした。

買い手のInspection、試乗

Inspectionの問い合わせがあったら、日付と場所をアレンジしましょう。
複数問い合わせがあったら同時にやってしまってよいと思います。
効率もよいですし、複数欲しい人がいれば価格もあげられるかもしれません。

私の場合3人同じ時間で見てもらいましたが、
そのうちの1人が買う気満々で$100のデポジットをその場で渡してきました。
話を聞くと、車にはあまり詳しくないから業者を呼んでメカニカルインスペクションをしてもらい、
その結果をみて判断するまで車を押さえたいということでした。
費用は買い手負担です。
その場で翌日の検査を依頼してその日は別れました。

翌日、指定した住所に業者に来てもらい、
そこそこ本格的な検査を受けました。

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テストドライブの際にフィジー出身のエンジニアと雑談したのですが、
「30歳!?No way. 高校生くらいに見えるよ。」
と言われました。。。まぁ日本人は幼くみられると聞きますが、そんなに?
若く見られるのは良いですが、少し複雑な気持ちになりました。 日本に帰ったら美容室でいけてる大人風なヘアカットしてもらおうと思います。

検査結果は大きな問題なし。
リアワイパーのゴムが破れていた程度でした。

価格交渉

価格交渉は検査の前にすでにしていたのですが、
$6500から$6200にならないか、と控えめに聞かれました。
実は別の買い手から$6500出すとも言われていたので、
それを材料に値下げは考えてないと伝えました。
ただ、運が悪いことにオイル交換のサインが数日前から出てしまっていたので、
それを考慮して$6400でどうか?とオファーしました。
返答は全然OK。値下げしなくてもよかったかなと少々後悔。

書類にサイン

双方合意が取れたら、Registration certificateの裏面にある

  • Application to transfer vehicle registration(名義変更申請書)
  • Notice of disposal(放棄通知)

にサインをします。 申請書が無い場合は当局のページからダウンロードできます。

Selling an ACT registered motor vehicle

Application to transfer vehicle registrationは買い手に渡し、
Notice of disposalの方は切り離して後日自分で当局にメール添付か郵送します。

キー受け渡し

最後は大事なお金の受け取りと、キーの受け渡しです。
お金の受け取りは銀行振り込み、チェック、現金などがあると思いますが、
私は確実な現金を希望しました。
例えば銀行のATM付近で待ち合わせて、受け取り次第すぐ預けてしまえば、
お金もATMが数えてくれますし、安全かなと思います。

あとはキーを渡し、がっちり握手を交わし
にっこりと"Thank you for your business"とでも言ってみましょう。

まとめ

私の場合、最初の広告掲載から売却まで約2週間でした。
Carsalesだけでみれば5日で売却できたことになります。
正直初めからCarsalesで広告を出していれば、もう少し高値でも売れたような気がします。

帰国などの理由で売る期限が決まっている場合、価格を下げざるを得ない状況にもなりますので、
早めに広告掲載できるとよいと思います。
買い手が早くついてしまった場合は、値下げするから待っていてもらうという交渉もできるかもしれません。
売るタイミングは難しいと思いますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。